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 神社山門: 当勝神社

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当勝神社

当勝神社(兵庫県朝来市山東町)
【 概 要 】−当勝神社は天平年間に創建された古社です。随神門(神社山門)、當勝天神社殿(旧当勝神社の本殿・古宮)は朝来市指定文化財に指定され、境内全域が朝来市指定天然記念物に指定されています。

【 場 所 】−兵庫県朝来市山東町粟鹿

【 構 造 】−入母屋(軒唐破風)、銅板葺、三間一戸、八脚単層門

【 備 考 】−伝承によると当勝神社の祭神である正哉吾勝勝速日天忍穂耳命は粟鹿大明神(兵庫県朝来市山東町粟鹿に鎮座する粟鹿神社の祭神)と住吉明神(大阪府大阪市住吉区住吉に鎮座する住吉大社の祭神)と共に神功皇后の三韓征伐に尽力し、大化元年(645)に表米大明神(兵庫県朝来市和田山町竹田に鎮座する表米神社の祭神)が丹後・白糸の浜に来襲した新羅の賊を討伐した際、粟鹿大明神と共に討伐に協力した事から清和天皇(第56代天皇・在位:天安2年:858年〜貞観:876年)の御代には粟鹿神社の下宮として信仰されたと伝えられています。神功皇后の三韓征伐については神話的要素が強く疑問視されていますが、日本軍が朝鮮半島に大軍を送り込んだ事跡は多くの資料が残されている為事実の可能性が高いとされます。新羅の賊が日本に侵攻した伝承は兵庫県朝来市に鎮座する赤淵神社や兵庫県明石市に鎮座する稲爪神社などに残されていますが伝説の域を出ません。※軒札に記された由緒によると当勝神社は天平2年(720)に創建したとあります。

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