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 神社山門: 酒滴神社

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酒滴神社

酒滴神社(兵庫県三田市藍本)
【 概 要 】−酒滴神社は貞観年間に創建された古社で、祭神である素戔鳴尊は酒が湧出る泉の場所を住民達に告げた伝承が社号「酒滴神社」の由来となっています。江戸時代中期に建てられた本殿が三田市指定文化財に指定されています。室町時代初期に建てられた石鳥居は兵庫県指定文化財に指定されています。江戸時代後期に奉納された算額は三田市指定文化財に指定されています。

【 場 所 】−兵庫県三田市藍本

【 構 造 】−入母屋、桟瓦葺、三間一戸、八脚単層門

【 備 考 】−酒滴神社の背後に聳える虚空蔵山(標高:592m)は篠山との境界線で頂上付近は岩肌が露出し丹波岩と呼ばれる奇岩があり山頂からの眺望が開けている事から当初は御神体として信仰の対象になったと思われます。中腹に境内を構える虚空蔵寺(堂)は推古天皇の御代に聖徳太子の霊夢に御告げがあり、その御告げに従い虚空蔵菩薩を安置したと伝わるもので、伝説をそのまま信じる訳にはいきませんが歴史の流れが感じられます。又、姥捨て山の民話の一つである「うばが谷の清水」の話が伝えられています。酒滴神社が信仰の盛んな時代には麓から五町余り山を登った所に高さ丈余りの岩石が峩々と建ち並び神仙の霊窟のような岩石の下から神酒が湧き出たとし、「石山大宮」と呼ばれていたようです。

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