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神社山門: 二宮神社 |
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二宮神社 |
【 概 要 】−二宮神社は敏達天皇2年に創建した古社で、延喜式神名帳では式内社大神神社として記載され古くから遠江国二宮として広く信仰されてきました。永正14年(1517)に現在地に遷座しています。社宝である飛神曲玉は湖南市指定文化財に指定されています。
【 場 所 】−静岡県湖西市新居町新居 【 構 造 】−切妻、銅板葺、一間一戸、薬医門 【 備 考 】−式内社の大神神社は当社だけでなく、大神山八幡宮(静岡県湖西市大知波)、神明神社(静岡県湖西市白須賀)、神田神社(静岡県湖西市新居町浜名)、一宮神社(?※湖西市吉美に熱田一宮神社がありますが、日本武尊が祭られています)が論社とされます。何れも、確証めいた資料は無く、大神山八幡宮は創建年は不詳なものの式内大神神社と申し伝えられているとされ、神明神社の場合は往古に洪水により社殿が流され、再建された際に神明神社に改めたとされ、神田神社は由緒上は大神神社について触れていないようです。二宮神社については1789年に遠江国豊田郡大谷村出身の国学者内山真竜が筆した「遠江国風土記伝」によるところが大きいと思われますが、基本的に江戸時代後期に見聞きしたものである事を考慮する必要性はあります。又、遠江国二宮とされますが、同じく候補である鹿苑神社(静岡県磐田市二之宮)の方が六国史で神階が明確に記され、当地域に熱田一宮神社がある事から、当地域の二宮である可能性もあります。
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