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 神社山門: 唐沢山神社

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唐沢山神社

唐沢山神社(栃木県佐野市富士町)
【 概 要 】−唐沢山神社は明治14年に藤原秀郷を祭る為に創建した神社です。当地を長く支配した佐野氏は藤原秀郷の後裔を自称した国人領主だった事から、その居城だった唐沢山城の跡地に社殿が造営されました。社殿の位置は旧本丸にあたり、周囲には石垣や土塁なども唐沢山城の遺構が点在しています。社宝の避来矢は国指定重要文化財、銘守勝の脇差は栃木県指定重要文化財に指定されています。

【 場 所 】−栃木県佐野市富士町

【 構 造 】−切妻、銅板葺き、三間一戸、八脚単層門

【 備 考 】−藤原秀郷の出生は不詳ですが流罪になった後も執行されていない事から身分の高い家系出、又は本人が相当な実力者だったと推測されています。天慶2年(939)の平将門の乱の際には朝廷からの要請を受け、平貞盛と藤原為憲と共に連合軍を構成し、将門軍の掃討に尽力しています。しかし、その後の生涯は不詳で、逆に英雄伝説が全国各地に流布するようになっています。又、関東の国人領主の多くが藤原秀郷を祖に掲げ、唐沢山神社が境内を構える唐沢山城の歴代城主だった佐野氏も同様とされます。

栃木県の神社山門
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