茅葺屋根: 寺院建築(観音堂・東北地方)

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見町観音堂
・場 所青森県上北郡七戸町見町
・建築年・江戸時代初期:延宝4年(1676)
・形 体・木造平屋建、宝形造、茅葺、桁行3間、梁間3間、素木造。
・文化財・青森県・重宝
・指定日・昭和60年(1985)
・概 要・応永3年に南部政光が創建した古寺で、絵馬や羽子板、読経札、棟札、順礼札など359点が残されており国指定重要有形民俗文化財に指定されています。
笹野観音堂
・場 所山形県米沢市笹野本町
・建築年・江戸時代後期:天保14年(1843)
・形 体・木造平屋建、入母屋、茅葺、平入、正面千鳥破風、桁行3間、梁間3間、正面3間軒唐破風向拝付。
・文化財・米沢市指定文化財
・指定日・平成19年(2007)3月14日
・概 要・平安時代に坂上田村麻呂が創建し徳一上人が開山したとも云わる御堂です。江戸時代には米沢藩主上杉家が篤く帰依しました。
旧松應寺観音堂
・場 所・室町時代後期
・建築年・山形県山形市蔵王半郷字松尾山
・形 体・木造平屋建、宝形造、茅葺、桁行3間、梁間3間、正面1間向拝付。
・文化財・国指定重要文化財
・指定日・昭和61年(1986)12月20日
・概 要・松応寺は奈良時代に行基菩薩により創建されたと伝わる古寺です。中世以降は最上家が帰依し造営や修復が行われました。
深山観音堂
・場 所・山形県西置賜郡白鷹町深山
・建築年・室町時代後期
・形 体・木造平屋建、宝形造、茅葺、桁行3間、梁間3間、素木造。
・文化財・国指定重要文化財
・指定日・昭和28年(1953)3月31日
・概 要・奈良時代の大同年間に安親が創建し、平安時代末期に寺院として整備されました。中世以降は羽黒修験と会津仏教の双方から影響を受けています。
恵隆寺
・場 所福島県河沼郡 会津坂下町塔寺松原
・建築年・江戸時代初期:元和3年(1617)
・形 体・木造平屋建、寄棟、茅葺、平入、桁行5間、梁間4間。
・文化財・国指定重要文化財
・指定日・明治37年(1904)2月18日
・概 要・恵隆寺は欽明天皇の時代に青岩和尚によって創建されたと伝わる古寺です。内部には本尊となる立木観音(十一面千手観音菩薩像:国指定重要文化財)が安置されています。
円満寺
・場 所・福島県耶麻郡西会津町下谷字宮ノ後
・建築年・室町時代後期
・形 体・木造平屋建、入母屋、茅葺、平入、桁行3間、梁間3間、素木造。
・文化財・国指定重要文化財
・指定日・昭和41年(1966)8月5日
・概 要・観音堂は室町時代初期に芦名盛員と高盛の追善供養の為に造営した御堂で、その後、田崎隼人が別当寺院として円満寺を創建しました。扁額や鰐口が納められています。
成法寺
・場 所・福島県南会津郡只見町大字梁取字仏地
・建築年・室町時代後期
・形 体・木造平屋建、寄棟、茅葺、平入、桁行3間、梁間3間。
・文化財・国指定重要文化財
・指定日・昭和38年(1963)7月1日
・概 要・成法寺は平安時代初期に徳一和尚によって創建した古寺で、内部には福島県指定文化財に指定されている本尊の聖観音菩薩座像が安置されています。
大福寺
・場 所・福島県福島市大笹生中寺
・建築年・−
・形 体・寄棟、入母屋、平入、正面千鳥破風、桁行3間、梁間2間、正面1間唐破風向拝付。
・文化財・−
・指定日・−
・概 要・大同4年(809)に弘法大師が彫刻したと伝わる正観音菩薩像を勧請して創建したと伝わる古寺で、古くから「鯉返り観音」と呼ばれ信仰の対象になっていました。
勝福寺
・場 所・福島県喜多方市関柴町
・建築年・室町時代後期:永禄元年(1558)
・形 体・木造平屋建、寄棟、茅葺、平入、桁行4間、梁間3間。
・文化財・国指定重要文化財
・指定日・昭和57年(1982)6月11日
・概 要・勝の前が京都から松島に向う途中でこの地で死去し、中将政保が菩提を弔う為に創建したと伝えられています。会津三十三観音霊場第6番札所。


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