京都府:茅葺き屋根

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京都府茅葺き屋根集落・概要・歴史

美山町北集落: 美山町北集落(京都府南丹市美山町北)は古くは丹波国弓削荘に属し、美山町北集落:全景林業を生業とする山村集落として形成されました。その後、交通網が整備されると日本海側の小浜湊(現在の福井県小浜市)と京都を結ぶ所謂「鯖街道」の経路の1つが集落を通過し多くの旅人や物資の運搬者が行き交いました。その為、「北山型」と呼ばれる独特の民家形態が確立し、集落に現存する多くの民家がこの「北山型」に属しています。「北山型」の内部の大きな特徴は○−内部の間取りが田の字型。○−間仕切りが木製(板壁・板戸)。○−土間が上げ庭で外部の地面より1段高い。などがあり、外部の特徴は○−入母屋、茅葺。○−棟に雪割りと千木を乗せる。○−破風に家紋の透かし彫りをした換気口。などが挙げられます。

美山町北集落では、民家の配置も大きな特徴で南向きの傾斜地に建てられている事から、略全ての民家が東西に長く南向きに配され、美山町北集落:通り採光を有効に取り入れる為、階段状に造成された敷地に綺麗に並び建てられ、独特の茅葺集落景観が造りだされています。集落の外れには知井九ヶ村の総社で集落の鎮守でもある知井八幡宮が鎮座し大木の多い社業は集落の景観に大きく寄与しています。伝承によると和銅6年(713)に田畑を荒し、人の肉を食らう頭が8つ、角が16本の大鹿が出現し村人は恐怖の毎日を過していた所、朝廷が甲賀三郎を派兵し、大弓によって一矢のみで討ち取ったそうです。その際、神意に感謝し大鹿の悪霊を封じる為に勧請されたが知井八幡宮で、以来、村の鎮守として篤く守られてきました。現在の社殿は明和4年(1767)に再建されたもので京都府指定登録文化財に登録され、境内は京都府文化財環境保全地区に指定されています。

美山町北集落にはその他に「普明寺」や「民俗資料館(伊助家:18世紀中頃建築、敷地内には母屋・納屋・蔵の3棟で構成、平成12年に火災で一部焼失し、その後再整備された)」、「ちいさな藍美術館」などがあり観光地としても整備されています。美山町北集落は国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

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