三国街道(歴史の道百選): 永井宿

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三国街道(歴史の道百選)・永井宿(群馬県みなかみ町)
【 永井宿:概要 】 永井宿(群馬県みなかみ町)は平安時代末期に俘囚長だった安倍氏の家臣が当地に逃れ開村したのが始まりとされ、江戸時代に入り三国街道が開削されると宿場町として整備されました。本来、安倍氏は奥州(現在の東北地方)に勢力を持った豪族と思いますが、長野県の大町市でも長く安曇野地方を支配した仁科家と繋がりが深い家とする伝説が残され関係性が窺えます。当地は越後国の国境に接していた事から、永井宿が物資の中継地となり本陣職を担った笛木家は豪商としての一面があり、万延元年(1860)の火災で焼失後、文久元年(1861)に再建された本陣の建物は木造2階建て、切妻、板葺き、平入、桁行14間半の壮大なものでしたが、昭和8年(1933)に売却された後昭和9年(1934)に破却されました。江戸時代、本陣笛木家は村松藩の藩主堀家の定宿となっていましたが、明治時代に街道制度が撤廃されると旅館業に転じ、昭和初期には文豪与謝野晶子が宿泊で利用して「訪ねたる永井本陣戸を開き 明かりを呼べば通う秋風」の歌を残しています。永井宿は急速な近代化が行われなかった為、数軒の旅籠建築が残され宿場町らしい町並みが残されています。
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