光明寺: 楼門

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光明寺(福井県・大野市)

光明寺(福井県・大野市)概要: 光明寺の山門は大野城の二の丸に設けられた鳩門として建てられたものを、明治36年(1903)に境内に山門として移築された建物です。大野城鳩門は文政10年(1827)の火災で焼失し、文政11年(1828)に再建、光明寺に移築後の昭和23年(1948)に上層部が再び火災で被害を受け寺院の山門として相応しい意匠に改変されています。光明寺山門は入母屋、桟瓦葺、三間一戸、八脚楼門、外壁は上層部が真壁造り白漆喰仕上げ、花頭窓3連、高欄付、下層部左右には潜戸付の内袖壁。

大野城は戦国時代に、越後国を平定した織田信長が当地に配した家臣である金森長近によって築かれた中世の山城で、天正8年(1580)に概ね完成しています。山頂付近に築かれた本丸には二重三階の大天守閣を中心とした様々な施設が設けられました。江戸時代に入り大野藩が立藩すると、行政的、生活的有利な麓に藩庁と藩主居館が設けられ近代的な城郭に整備されました。明治時代に廃藩置県が成されると大野藩が廃藩となり、それに伴い廃城となっています。

※ 当サイト「全国楼門建築」は資料や案内板、パンフレットなどを参考にして編纂していますが、個人的な意見も含まれている為、最終確認は自らの責任により最終確認してください。又、写真や文章のコピーは遠慮してください。

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