岐阜県の楼門建築2

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名 称
内   容
場  所
・慈恩寺○慈恩寺は建久6年に慈源大僧正により創建された寺院です。南北朝時代の動乱により境内が荒廃しましたが文和元年に後亀山天皇の勅命で智通大師が再興しています。安置されている木造千手観音坐像は平安時代に製作された古仏で国指定重要文化財に指定。山門は切妻、桟瓦葺、一間一戸、四脚鐘楼門。

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・岐阜県
・岐阜市
・大乗寺○大乗寺の創建は江戸時代初期に日了上人が小駄良中桐村に一宇を設けたのが始まりとされ、その後、日能上人が寺院として整備して正式に開山しました。歴代郡上藩の藩主から帰依され特に遠藤慶隆は領内の総鎮護、祈願寺に定め堂宇の造営を行っています。青山家も一族の菩提寺の1つとして庇護し寺運も隆盛しています。山門は江戸時代後期に建物で入母屋、銅板葺、一間一戸、四脚楼門、郡上市指定重要文化財に指定されています。

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・岐阜県
・郡上市
・円城寺○円城寺の創建は承久3年の地頭として当地に配された江馬輝経が歴代の菩提寺として開いたのが始まりとされます。領主の菩提寺として庇護され寺運も隆盛しましたが、戦国時代に江馬氏が没落した事で庇護者を失い衰微しました。その後、飛騨国を統一した金森家から庇護され、金森可重により再興され慶長2年に現在地に遷りました。現在は飛騨三十三観音霊場第16番札所として信仰を集めています。山門は入母屋、銅板葺、一間一戸、四脚楼門。

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・岐阜県
・飛騨市
・華厳寺○華厳寺は延暦17年に大口大領が大檀那となり豊然上人が開山した寺院です。延暦20年に桓武天皇の勅願寺になると寺運が隆盛し、さらに延喜17年に醍醐天皇から「谷汲山」の山号と「華厳寺」の扁額を賜り、寛和2年には花山法皇より西国三十三箇所霊場の満願所に選定されています。南北朝の動乱により境内が荒廃し衰微したものの、文明11年に土御門天皇の勅命で道破拾穀上人が再興しています。山門は入母屋、銅板葺、三間一戸、八脚二重楼門。

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・岐阜県
・揖斐川町
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岐阜県1長福寺東林寺長谷寺浄福寺美江寺護国之寺
岐阜県2慈恩寺大乗寺円城寺華厳寺
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