榛名神社: 神門

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榛名神社(群馬県・高崎市)

榛名神社(群馬県・高崎市)概要: 榛名神社は用明天皇(第31代天皇・在位585〜587年)の時代に創建された古社で平安時代に日本国内の格式のある神社を列記した延喜式神名帳には式内社として記載され上野国六宮の格式を得ました。ただし、境内のある榛名山は古くから霊山として知られ、古代人の素朴な自然崇拝の遥拝所として遥か昔から存在していたのかも知れません。榛名神社は歴代の為政者や領主から帰依され社運も隆盛し鳥居の前には数多くの宿坊町、門前町が形成され、特に江戸時代中期以降は庶民の行楽思考が高まり、多くの参拝者が榛名神社を目指しました。古くから神仏習合し、別当寺院は江戸時代に幕府の重鎮である天海大僧正から天台宗の寺院として再興され寛永寺の末寺となっています。明治時代の神仏分離令により形式的には神社となりましたが仏教色の濃い、仁王門(現在の随神門)や三重塔、開山堂、双龍門などは名称変更のみで残され神仏習合時代の名残が随所に残されています。随神門は江戸時代後期の弘化4年(1847)に造営された古建築物で、三間一戸、入母屋、銅瓦棒葺、八脚単層門(楼門ではありません)、国指定重要文化財に指定されています。

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