安穏寺: 楼門

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安穏寺(茨城県・結城市)

安穏寺(茨城県・結城市)概要: 安穏寺は奈良時代の天平年間(757〜765年)に祚蓮律師(唐の揚州江陽県出身の南山律宗の継承者である鑑真和上の高弟)によって創建された古寺す。中世は長く当地を支配した結城氏に庇護され、室町時代初期には結城直光が名僧として知られた源翁禅師を招いて曹洞宗の寺院として中興しています。源翁禅師は越後国(現在の新潟県)出身の曹洞宗の名僧で、国上寺(新潟県燕市)で出家した後に總持寺(石川県輪島市:現在の総持寺祖院)の峨山韶碩に師事、その後、退休寺(鳥取県西伯郡大山町)を創建し、永泉寺(山形県遊佐町)や泉渓寺(栃木県那須烏山市)の住職を歴任し、安隠寺の中興に尽力しています。16代当主結城政勝は自らの菩提寺とし戒名は寺号に因み「安穏寺殿大雲藤長居士」としています。山門は江戸時代中期に建てられたもので三間一戸、入母屋、銅板葺、八脚楼門、外壁は真壁造り板張り木部は朱塗り、上層部中央には花頭窓、高欄付、結城市指定文化財に指定されています。茨城百八地蔵尊霊場第37番札所(勝軍地蔵尊)。関東九十一薬師霊場第71番札所。

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