筑波山神社: 楼門

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筑波山神社(茨城県・つくば市)

筑波山神社(茨城県・つくば市)概要: 筑波山神社が何時頃から祀られているのかは判りませんが、鎮座地である筑波山は古代から自然崇拝の対象になっていた霊山で、素朴な信仰から筑波山神社として発展したと思われます。その後、常陸国が立国すると、歴代国造から崇敬庇護され、国造家である筑波命が神官も歴任し政教同一が行われました。平安時代に成立した延喜式神名帳では男体権現が名神大社、女体権現は式内小社として記載されています。古くから神仏習合し、別当寺院だった中禅寺は延暦元年(782)に、名僧として知られた徳一大師が創建したと伝えられています。江戸時代に入ると江戸城から見ると北東方向にあたる為、江戸城の鬼門鎮守として歴代徳川将軍家から崇敬庇護され、社殿の造営や社領の寄進が行われました。江戸時代中期以降は信仰が全国に広がり、数多くの参拝者が筑波山詣でを行い門前町や周辺の宿場町も繁栄しました。筑波山神社随神門は文化8年(1811)に造営されたもので三間一戸、入母屋、銅板葺、八脚楼門、外壁は真壁造り板張り、上層部高欄付、下層部に随神安置、「筑波山神社」の社号額、つくば市指定有形文化財に指定されています。

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