宗吽寺: 楼門

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宗吽寺(長野県・上田市)

宗吽寺(長野県・上田市)概要: 宗吽寺が何時頃から信仰されているのかは判りませんが、当初は現在の上田城(長野県上田市)の大手堀付近に境内を構えていたそうです。天正11年(1583)、徳川家康の協力を得て真田昌幸が上田城を築城され城下町が町割りされると境内が丁度、堀にあたる為に現在地に遷され慶英法印により再興されています。江戸時代に入ると歴代上田城の城主である仙石氏、松平氏の祈願所として庇護され、特に江戸時代には藩主の参勤交代の出立日を占っていたと記録されています。山門は一間一戸、入母屋、銅板葺き、四脚鐘楼門、上層部が鐘撞堂、高欄付、「海堂山」山号額が掲げられています。本堂は木造平屋建、入母屋、桟瓦葺、平入、正面1間向拝付、桁行7間、外壁は真壁造り白漆喰仕上げ、内部には本尊である紅玻瑠阿弥陀如来や弘法大師座像、興教大師座像などが安置され、境内に建立された南北朝時に奉納された石幢(為天長地久御円満也 空阿弥陀仏敬 正平□年己丑七月五日・3面に2躯の地蔵尊・切妻家型)が上田市指定文化財に指定されています。

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