明石城: 坤櫓

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明石城−巽櫓
【 明石城(坤櫓):概要 】 明石城は元和3年(1617)に松本藩(本城:松本城)8万石から小笠原忠真が当地に10万石で入封、当初はこれまで中心的な役割を持った船上城に入りましたが、明石の地に新たな本拠地を求められた為、元和5年(1619)に築城されました。明石城坤櫓は伏見城(京都市伏見区桃山町)から移築されたと伝えられていますが、一方、寛永8年(1631)に三の丸下屋敷台所が出火元となり本丸も全焼したとも伝えられ、現在では火災で焼失後に再建されたものと推定されています。

明石城坤櫓は三重三階櫓、入母屋、本瓦葺、桁行6間(10.9m)、梁間5間(9.09m)、高さ7間2尺9寸(13.6m)、外壁は大壁造り白漆喰仕上げ、隅櫓の為、外部側の南面と西面には唐破風や千鳥破風など意匠に富み、本丸側は簡素な意匠となっています。

【 場 所 】 坤櫓−兵庫県明石市明石公園

【 備 考 】 昭和32年(1957)6月18日:国指定重要文化財

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