笠間城(乾藏): 坂長本店袖蔵

  ホーム城郭建築茨城県城郭建築>古河城(乾藏)
古河城(乾藏)−坂長本店袖蔵
【 古河城(乾藏):概要 】 坂長本店は江戸時代初期に古河の地に土着した佐藤弥一左衛門を初代とする旧家で、江戸時代は両替商を営むなど当地の豪商として知られるようになり、古河城の町人町の中でも要衝の地に屋敷を構えました。その後は酒造業を営むようになり、明治6年(1873)には廃城となった古河城の文庫蔵と乾蔵を買い取り現在地に移築しました。

坂長本店店蔵は古河城の乾藏だった建物とされ、牛梁に「文久三年癸亥五月吉日」の墨書が記されている事から江戸時代末期の文久3年(1863)に建てられたのが確実です。形式は土蔵造2階建、切妻、桟瓦葺き、桁行7.27m、梁間4.54m、建築面積60u、外壁は大壁造り白漆喰仕上げ。

【 場 所 】 乾藏(坂長本店袖蔵)−茨城県古河市中央町

【 備 考 】 平成12年(2000)9月26日:国登録有形文化財

※ 当サイトは現地の案内板や資料等を参考にしていますが、誤字脱字、解釈の違い、私論等などが含まれている可能性がありますので最終確認は個人等で行ってください。又、予告なしに追加、書き替えを行いますのでご了承ください。 尚、リンクは自由ですが画像(写真)や文章等の利用は遠慮させていただいております。御理解の程よろしくお願いします。