丸岡城(城門): 興善寺

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丸岡城(城門)−興善寺
【 丸岡城城門:概要 】 興善寺の山門は丸岡城(福井県坂井市)の城門とされます。伝承によると昭和5年(1930)3月28日に小松市街の橋北で大火事が発生し京町、材木町、細工町、横丁、中町、新町、殿町、泥町一帯に類焼し全焼7百棟余り、半焼120棟余りの被害を受け橋北にあった興善寺も本堂、山門を焼失しました。その後、現在地である松任町で再興した際、焼失を免れた庫裏を移築、本堂を再建し、丸岡城の城門を移築して山門にしたと伝えられています。丸岡城は明治4年(1871)の廃藩置県後に廃城になっている為、上記の伝承が事実ならば、興善寺に移築される以前にも城門がどこかで再利用されていた事になります。山門は切妻、桟瓦葺き、一間一戸、薬医門形式、桁行2.7m、梁間1.8m。

【 場 所 】 興善寺:石川県小松市松任町

【 備 考 】 −

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