掛川城: 太鼓櫓

  ホーム城郭建築静岡県城郭建築>掛川城(太鼓櫓)
掛川城−太鼓櫓
【 掛川城太鼓櫓:概要 】 太鼓櫓とは櫓内部に太鼓を設け、城内や城下に時刻を知らせる施設で、様々な形式があるものの時刻を知る事は日常生活にとって大切な事なので城郭内部や城下町に設置されていました。掛川城の場合は三之丸に設けられていましたが、江戸時代末期の安政元年(1854)の発生した安政東海地震で大破し、その後再建されました。掛川城は明治2年(1869)に廃城となり、明治4年(1871)に廃藩置県が行われると多くの建物は払い下げとなり、太鼓櫓も民間の手に渡り数度持ち主が変わり、昭和30年(1955)、二之丸にあった荒和布櫓の場所に移築されました。建物は木造2階建て、入母屋、桟瓦葺き、腰壁は下見板張り縦押縁押え、外壁は真壁造り白漆喰仕上げ。

【 場 所 】 大手門番所:静岡県掛川市掛川

【 備 考 】 昭和35年(1960)5月31日:掛川市指定文化財

※ 当サイトは現地の案内板や資料等を参考にしていますが、誤字脱字、解釈の違い、私論等などが含まれている可能性がありますので最終確認は個人等で行ってください。又、予告なしに追加、書き替えを行いますのでご了承ください。 尚、リンクは自由ですが画像(写真)や文章等の利用は遠慮させていただいております。御理解の程よろしくお願いします。