輪島市・上時国家住宅(大庄屋)

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【 概 要 】−平時忠は寿永4年(1185)の壇ノ浦の戦いで敗北すると捕縛され、能登国に配流されました。時忠の跡を継いだ5男時国はこの地の土着し時国家を興し豪農として周辺に影響力を持つようになり、江戸時代に入ると上時国家と下時国家に分かれ、上時国家は天領南時国村の大庄屋(加賀藩領の時は十村役)となり、下時国家は加賀藩領西時国村肝煎りや塩吟味役、山廻役などを歴任しました。現在の上時国家住宅主屋は天保2年(1831)頃に建てられたもので、木造平屋建て(1部2階)、入母屋、茅葺、四面庇付、桁行29.1m、梁間18.1m、玄関には大きな空破風屋根が付いていて上時国家の格式の高さを表しています。棟梁は京都東本願寺の建築にたずさわった安幸という大工が手掛け完成まで28年間費やしたと云われ、御前の間をはじめ、伺いの間、上の広間、下の広間、回り座敷、客間向きの湯殿など当時の豪農(大庄屋)の生活をうかがわせ、大きさ的にも北陸地方最大級の規模を誇ります。上時国家住宅は"流派的又は地方的特色において顕著なもの"として国指定重要文化財に指定されています。

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