旧長谷川邸は河井継之助を描いた映画「峠最後のサムライ」のロケ地にもなっています。江戸時代末期の当主である長谷川久静は当時の日記を残しており河井継之助に対しては町人が「わかりやすい」や「思いやりがない」と評価されていると記しています。
特徴の一つが玄関の間は竿縁天井になっているものの、床差しで張られている事で、これは床差しが縁起が悪いと嫌われる以前の建築を示しているそうです。現在は一般公開され、内部には長谷川家に伝わる書画や調度品などが展示されています。