茅葺屋根: 大名菩提寺(本堂)

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革秀寺
・場 所青森県弘前市藤代
・建築年・江戸前期:慶長年間(1596〜1614年)
・形 体・木造平屋建、入母屋、茅葺、桁行9間、梁間8間。
・文化財・国指定重要文化財
・指定日・平成5年(1993)8月17日
・概 要・革秀寺は格翁和尚の隠居寺として創建された寺院で、弘前藩初代藩主津軽為信が死去すると菩提寺に定められました。境内にある津軽為信霊屋も国指定重要文化財。
圓通院(大悲亭)
圓通院(大悲亭)
・場 所宮城県宮城郡松島町松島町内
・建築年・江戸時代初期:伊達光宗生存時
・形 体・木造平屋建、寄棟、茅葺、平入。
・文化財・松島町指定文化財
・指定日・昭和47年(1972)6月27日
・概 要・圓通院は正保4年に瑞巌寺の洞水和尚により創建された寺院で、境内には伊達光宗(伊達政宗の嫡孫)の霊廟である三慧殿(国指定重要文化財)が建立されています。
龍源寺
龍源寺
・場 所・秋田県由利本荘市矢島町城内田屋
・建築年・明治13年(1880)
・形 体・木造平屋建、寄棟、茅葺、平入、桁行24m、梁間16m、正面1間入母屋向拝付。
・文化財・国登録有形文化財
・指定日・平成16年(2004)3月2日
・概 要・龍源寺は元和9年(1623)に領主である打越氏が菩提寺として創建されました。その後、生駒家が矢島藩主に就任すると生駒家の菩提寺として庇護されています。
天徳寺
天徳寺
・場 所・秋田県秋田市泉三嶽根
・建築年・江戸時代初期:貞享4年(1687)
・形 体・木造平屋建、入母屋、茅葺、平入、桁行29.7m、梁間22.0m
・文化財・国指定重要文化財
・指定日・平成2年(1990)3月19日
・概 要・常陸国の大大名佐竹氏の菩提寺で、江戸時代に入り佐竹氏が秋田移封に伴い現在に移ってきました。境内には本堂の他、総門、山門(楼門)、霊廟などがあります。
戸沢家墓所
・場 所・山形県新庄市十日町太田
・建築年・江戸時代
・形 体・木造平屋建、寄棟、茅葺、平入、6棟。
・文化財・山形県指定史跡
・指定日・平成6年(1994)7月15日
・概 要・戸沢家は出羽国角館を本拠とする大名でしたが、関ヶ原の戦い後に移封となり、江戸時代初期に当地に配され新庄藩を立藩しています。茅葺屋根の質素な霊廟建築ですが複数棟軒を連ね独特な空間となっています。
大雄寺
・場 所栃木県大田原市黒羽田町
・建築年・江戸時代中期
・形 体・木造平屋建、寄棟、茅葺、平入、桁行12間、梁間8間。
・文化財・栃木県指定文化財
・指定日・昭和44年(1699)2月4日
・概 要・大雄寺は室町時代に創建され、古くから当地を支配した大関家の菩提寺だった寺院です。大関家は江戸時代に黒羽藩の藩主となった為、引き続き庇護されました。
永明寺
・場 所島根県鹿足郡津和野町後田ロ
・建築年・江戸時代中期:安永8年(1779)
・形 体・木造平屋建、寄棟、茅葺、平入、正面1間軒唐破風向拝付。
・文化財・島根県指定文化財
・指定日・平成4年(1992)2月18日
・概 要・永明寺は室町時代に月因性初禅師が創建し、津和野城主である吉見家や坂崎家、亀井家の菩提寺として篤く庇護されました。江戸時代には2大僧堂に数えられました。

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