茅葺屋根： 武家屋敷
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旧岩田家住宅
・場　所・青森県弘前市若党町
・建築年・江戸時代後期：寛政〜文化年間
・形　体・木造平屋建、寄棟、茅葺、平入、桁行１１．４５ｍ、梁間６．６８ｍ。
・文化財・青森県・県宝
・指定日・昭和６０年（１９８５）４月２７日
・概　要・岩田家は弘前藩（本城：弘前城）に仕えた中級武士（２００〜３００石）です。式台付の玄関や座敷など当時の中級武家屋敷の遺構として貴重な存在です。
旧梅田家住宅
・場　所・青森県弘前市若党町
・建築年・江戸後期：嘉永年間（１８４８〜１８５４）
・形　体・木造平屋建（一部２階建）、寄棟、茅葺、妻入
・概　要・梅田家は弘前藩（本城：弘前城）に仕えた中級武士の家系です。当地は弘前城の追手の守護の為に町割りされた武家町で、主に中級武士の居宅である武家屋敷が配されました。現在でも当時の武家屋敷の遺構が数多く残されている事から国の重要伝統的建造物群保存地区の選定されています。
旧圓子家住宅（武家屋敷）
旧圓子家住宅
・場　所・青森県三戸郡五戸町大字倉石中市
・建築年・江戸末期：安政年間（１８５４〜１８５９年）
・形　体・木造平屋建、寄棟+切妻、茅葺、Ｔ型平面。
・文化財・青森県：県重宝
・指定日・平成１３年（２００１）６月２９日
・概　要・圓子家は古くから当地の土豪だった家柄で、江戸時代には南部家に従い五戸代官所の給人を経て、直参の家臣となり盛岡に移り住みました。当地は家臣格の一族が引き継いでいます。
同心屋敷
・場　所・岩手県花巻市桜町
・文化財・花巻市指定文化財
・指定日・昭和５４年（１９７９）１２月１２日
・概　要・浅野長政が九戸の乱の平定の際に花巻城に入り、配下だった家臣の一部をそのまま残し引き上げた為、南部家の花巻同心組として当地に配されました。現在の建物（旧平野家・旧今川家）は江戸時代後期に建てられたもので、南部領で見られる曲屋形式が採用されています。
旧内田家住宅（武家屋敷資料館）
旧内田家
・場　所・岩手県奥州市水沢区吉小路
・建築年・江戸時代後期：１９世紀初頭
・形　体・木造平屋建、寄棟、茅葺、曲屋形式。
・文化財・奥州市指定文化財
・指定日・平成２年（１９９０）３月３１日
・概　要・内田家は水沢要害領主留守家の家臣で重臣に次ぐ着座で大番頭などの要職を歴任しました。水沢に残る上級武家屋敷の遺構として貴重で、現在は武家屋敷資料館として一般公開されています。
後藤新平旧宅
・場　所・岩手県奥州市水沢区吉小路
・建築年・江戸時代中期：１８世紀前半
・形　体・木造平屋建、寄棟、茅葺、平入、桁行１３．４１ｍ、梁間７．３９ｍ。
・文化財・岩手県指定文化財
・指定日・昭和４７年（１９７２）１０月２７日
・概　要・後藤家は水沢要害領主留守家の御小姓頭を担った家柄で、幕末には明治維新政府の重鎮となった後藤新平を輩出しています。
旧沼田家住宅
・場　所・岩手県一関市田村町
・建築年・江戸時代中期：１８世紀前半
・形　体・木造平屋建、寄棟、茅葺、平入
・文化財・一関市指定文化財
・指定日・平成１１年（１９９９）７月１日
・概　要・沼田家は一関藩主田村家の家老職を歴任した家柄で、藩庁が置かれた一関陣屋の近くに屋敷が配されました。上級武家屋敷の遺構として貴重とされます。
旧大沼家住宅
・場　所・岩手県胆沢郡金ケ崎町
・建築年・江戸時代中期：１８世紀
・形　体・母屋（木造平屋建、寄棟、茅葺、平入、桁行７．５間、梁行３．５間）、馬屋、厠の３棟が直線的に配置されているのは三ツ屋形式。
・文化財・金ケ崎町指定文化財
・概　要・大沼家は金ケ崎要害領主に仕える武士ですが、家禄が低い為に半士半農の生活が余儀なくされその一端を見る事が出来ます。重要伝統的建造物群保存地区。
石黒家住宅
石黒家住宅
・場　所・秋田県仙北市角館町表町下丁
・建築年・江戸時代後期
・形　体・木造平屋建、寄棟、茅葺、平入。
・文化財・仙北市指定史跡
・指定日・昭和５０年（１９７５）８月６日
・概　要・石黒家は江戸時代に院内銀山に従事し、その後、角館所預りとなった佐竹北家に仕えました。石高１５０石は角館では家老に準じる格式で陣屋に近い位置に屋敷を構えています。
松本家住宅
松本家住宅
・場　所・秋田県仙北市角館町小人町
・建築年・江戸時代末期
・形　体・木造平屋建、寄棟、茅葺、平入、桁行１４ｍ、梁間１１．８１ｍ。
・文化財・秋田県指定文化財
・指定日・平成１４年（２００２）３月１９日
・概　要・松本家は久保田藩主佐竹家の重臣今宮家の配下で、今宮家が角館に配された事で田町に移ってきました。その後、佐竹家に仕えた事で現在地である小人町に移っています。


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