馬仙峡:伝説・伝承

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馬仙峡

【 馬仙峡:概要 】 馬仙峡は岩手県二戸市に位置し海底火山活動により地面が隆起し、大崩崖と馬淵川の激流によって浸食され形成された渓谷です。男神岩、女神岩、大崩崖、明神ヶ淵などの見所があり、特に夫婦岩としては日本最大規模とされます。明神ヶ淵には女神の悲しい伝説が残されており、村人は大淵大明神と称し、特に雨乞いに御利益があるとして信仰の対象としています。岩手県立自然公園折爪馬仙峡。国指定名勝。

伝説によると男神岩と女神岩は幼少の頃から将来を誓いあい、仲睦まじく過ごしていましたが、ある時、男神岩は対岸にある鳥越山に浮気してしまいました。女神岩は烈火として怒り狂い鳥越山を殺そうとしたものの、どうしても果たす事が出来ず、深い悲しみの中、馬淵川の大淵に身投げしてしまいました。村人達は女神岩を哀れに思い身投げした大淵を明神ヶ淵と呼び、その畔に祠を設けると大淵大明神として篤く奉斎したと伝えられています。

馬仙峡:画像

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栗駒山厳美渓釜淵の滝緒ヶ瀬の滝逢滝馬仙峡
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