津和野城(藩庁門): 浜田城

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津和野城(藩庁門)−浜田城
【 津和野城藩庁門:概要 】 現在、浜田城の跡地に建立されている門は津和野城、又は麓に設けらた津和野藩庁の門だったとされます。建築年は不詳ですが、津和野藩庁の門とすると江戸時代末期の嘉永6年(1854)の火災で焼失後に再建されたものと推定されます。明治4年(1871)、廃藩置県により津和野藩が廃藩になると、藩庁の施設が不要となり、明治5年(1872)に新たに立県した浜田県の県庁施設として移築されました。その後、那賀郡役所、那賀地方事務所として利用されるも老朽化の為、藩庁門以外は破却されました。残された藩庁門は昭和41年(1966)に浜田合同庁舎移転に伴い昭和42年(1967)に現在地である浜田城の跡地に移築されています。

藩庁門は、切妻(むくり付)、桟瓦葺き、三間一戸、四脚門

【 場 所 】 浜田城:島根県浜田市殿町

【 備 考 】 昭和33年(1958)6月12日:島根県指定史跡

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