武家屋敷: 祁答院家住宅

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祁答院家住宅:略データ
・場 所・鹿児島県伊佐市大口里上ノ馬場
・建築年・主屋:18世紀前半頃(祁答院氏系図によると承応5年(1653年)頃)
・構 造・木造平屋建て、寄棟、茅葺、桁行11.8m、梁間9.2m
・文化財・国指定重要文化財
・指定日・昭和50年
・概 要・祁答院家は相模国渋谷氏の庶流で、古くから薩摩国伊佐郡祁答院を本貫地とした氏族です。渋谷光重は宇治合戦の恩賞として薩摩国内に広大な領地を賜り、長男に本貫地を継がせ、次男から6男に薩摩国内の領地を分け与え、3男である吉岡重保が祁答院に配された事から、地名に因み「祁答院」姓を掲げました。

その後は薩摩国内の有力国人領主となり長く当地を支配し独立を保っていましたが、戦国時代に衰微し島津家の家臣となっています。

おもて、なかえ、うすにわ部分に分かれて使用されており、薩摩国内の郷士住宅(武家屋敷)の遺構として貴重な事から国指定重要文化財に指定されています。

祁答院家住宅:付近地図
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