新発田城: 二の丸隅櫓

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新発田城−二の丸隅櫓
【 新発田城(二の丸隅櫓):概要 】 現存する新発田城二の丸隅櫓は新発田藩3代藩主溝口宣直時代の寛文8年(1668)に火災で焼失後に再建された建物です。寛文8年(1668)の火災は新発田城の三の丸が出火元となり、本丸の鉄砲櫓と丑寅櫓以外の施設は略全焼する大火災となり大きな被害を受けました。明治4年(1871)の廃藩置県により新発田藩は廃藩となり、明治6年(1873)の廃城令により残された新発田城の施設の殆どが破却、払い下げとなり城内は陸軍の歩兵第16連隊の屯所として整備され僅かに二の丸隅櫓と本丸表門だけが残されました。二の丸隅櫓は昭和32年(1957)に国指定重要文化財に指定された事を受けて、現在地である本丸南西隅の鉄炮櫓跡に移築保存される事になりました。

新発田城二の丸隅櫓は木造2階建、二重二階櫓、入母屋、本瓦葺、桁行5間半、梁間4間半、大壁造り白漆喰仕上げ、腰壁は海鼠壁仕上げ。

【 場 所 】 二の丸隅櫓:新潟県新発田市大手町

【 備 考 】 昭和32年(1957)6月18日:国指定重要文化財

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