津和野城: 馬場先櫓

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津和野城−馬場先櫓
【 旧津和野藩邸馬場先櫓:概要 】 馬場先櫓は津和野城の麓に設けられた藩邸(藩庁、藩主居館)の表門の向かって左側に設置された隅櫓で、津和野藩の馬場に隣接していた事から名付けられました。現在の建物は江戸時代末期の嘉永6年(1854)の火災で焼失後に再建されたものと推定されるもので、木造2階建て、入母屋、本瓦葺き、平入、石垣の基礎、腰壁は下見板張り縦押縁押え、外壁は真壁造り白漆喰仕上げ、上層部は格子が取り付けられています。津和野城の建物の遺構は馬場先櫓と物見櫓の2棟のみで、唯一当時からの位置に現存しています。

【 場 所 】 島根県鹿足郡津和野町

【 備 考 】 昭和47年(1972)7月28日:島根県指定史跡−平成19年(2007)7月26日:国指定史跡

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