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神社山門: 金屋子神社 |
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金屋子神社 |
【 概 要 】−金屋子神社は何時頃から祀られていたのかは判りませんが、金属生産や鉱山開発の守護神である金山彦命と金山姫命が主祭神としている事から関係者から信仰の対象となりました。社殿は江戸時代末期に建てられたもので島根県指定有形文化財に指定されています。
【 場 所 】−島根県安来市広瀬町西比田 【 構 造 】−切妻、銅板葺、三間一戸、八脚単層門 【 備 考 】−金屋子神社は奈良時代に成立した「出雲国風土記」や平安時代に成立した「延喜式神名帳」には記載されていない事から、平安時代後期以降に創建したか、又は古文書に記録するに至らない小規模だった事が推察されます。一方、安来市には弥生時代の製鐵遺構である竹ヶ崎遺跡や柳遺跡があり、当時から製鉄が行われている事から素朴な信仰はあった可能性はあります。中世以降も詳細は不詳で、江戸時代後期の天明4年(1784)に下原重仲と石田春律により成立した「鉄山秘書」の中の「金屋子祭文雲州比田ノ伝」に現在に伝わる由緒が記されています。何れにしても当社は金屋子信仰の本社である事は変わらず、当社から分霊が各地に勧請され分社が創建されています。
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