機具岩

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機具岩

【 機具岩:概要 】 機具岩は能登半島国定公園の代表的な景勝地である能登金剛の構成要素の1つで、高さ16m(女岩)と12m(男岩)の二つの大きな岩の寄り添う姿が三重県伊勢市二見町にある「二見岩」によく似ている事から「能登二見」の別称があります。伝承によると機具岩は鹿島郡に鎮座する能登比盗_社の祭神である渟名木入比当スが当地に織機を背負って訪れた際、山賊に襲われ、驚いて織機を放り投げたものが石化したものと伝えられています。女岩の頂上に設けられた小社には能登比盗_社と同じ渟名木入比当スが祭られ篤く信仰されます。石川県鹿島郡中能登町能登部下に鎮座する能登比盗_社の伝承によると、能登国を開発した太古大巳貴命と少彦名命が機織る乙女を能登比盗_と称え奉じ、その後、皇兄大入杵命に従った沼名木入比売命(崇神天皇の皇女)が当地に下向すると能登比盗_の偉業を継ぎ能登国に機織りの技術を広めたと伝えられています。しかし、織機を投げ機具岩を出現させたのは沼名木入比売命ではなく能登比盗_としている所が逆になっています。

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