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 神社山門: 下田八幡神社

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下田八幡神社

下田八幡神社(静岡県下田市)
【 概 要 】−下田八幡神社は正応年間に創建した古社で、古くから下田村の産土神、下田郷の総鎮守として信仰されてきました。江戸時代に入ると下田奉行から崇敬庇護されました。例祭である下田太鼓祭りで奉納される太鼓の調べは下田奉行を拝命された今村伝四郎正長が大坂の陣の際に徳川の軍勢の陣太鼓の調べを継承したと伝えられています。

【 場 所 】−静岡県下田市一丁目

【 構 造 】−切妻、銅瓦棒葺、三間三戸、八脚単層門

【 備 考 】−由緒を見ると、まず初めに鎌倉時代後期の正応年間には既に存在していた事が記されています。しかし、当初の鎮座地や社号は明確に述べられていません。そして、境内から室町時代初期の「応永六年」と「下田村若宮」の銘のある鰐口が発見され、「下田」の地名が出てくる最初の例である事から、下田村が開かれた際、産土神として現在地に遷座し若宮として祭られるようになった事が推察されます。さらに、室町時代後期には、下田村の漁師が海から御神体を発見し、夢の御告げでこの御神体が正八幡大神である事を告げられた事から、若宮に奉納し、その後八幡神社になったと解釈しました。

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