大王崎

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大王崎
【 大王崎:概要 】 大王崎は三重県志摩市大王町波切に位置する岬で、大きく太平洋に突き出している地形から突端で熊野灘と遠州灘に分けられています。暗礁・岩礁が多い事から海上交通の難所でもあり、中世は九鬼水軍の拠点の1つとして砦が築かれ航行する船舶の管理はもとより水軍の軍港でもありました。江戸時代には「伊勢の神崎、国崎の鎧、波切大王なけりゃよい」と唄われ多くの船舶が航行に難儀し難破する事もしばしばでそれに付け込んだ「偽装難破事件」が発生しています。昭和2年(1927)には灯台局直営で大王埼灯台は(波切の灯台)が建設され日本の灯台50選にも選定されています。又、大王崎は風光明媚な景勝地としても知られ、多くの文学作品の題材や舞台にもなり「絵かきの町」とも呼ばれています。大王崎は、安乗崎(志摩市阿児町安乗)と鎧崎(鳥羽市国崎)と共に志摩三崎に数えられています。

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二見夫婦岩安乗崎大王崎天の岩戸鸚鵡岩蒼滝赤目四十八滝
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