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 神社山門: 菅原神社

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菅原神社

菅原神社(三重県伊賀市上野東町)
【 概 要 】−菅原神社は上野山に境内を構えた平楽寺の鎮守社として創建された神社です。天正9年に現在地に遷座し、上野城の鎮守社として歴代領主から篤く信仰されました。江戸時代に入ると、津藩主藤堂家から庇護され社領の寄進や社殿の造営が行われました。松尾芭蕉縁の神社でもあり芭蕉は「貝おほい」を奉納しています。神仏習合時代の名残が残され江戸時代前期に建てられた神門(神社山門)と江戸時代中期に建てられた鐘楼が三重県指定文化財に指定されています。

【 場 所 】−三重県伊賀市上野東町

【 構 造 】−入母屋、本瓦葺、三間一戸、八脚楼門

【 備 考 】−菅原神社の例祭である「上野天神祭」は安土桃山時代の天正13年(1585)に筒井定次が領主となり当社を再興した際に発生したとされ、江戸時代中期に発令された倹約令により一時簡素化されましたが、その後、現在のような賑やかやな祭りに発展し鬼行列、神輿、だんじりなども行われるようになりました。平成14年(2002)に名称「上野天神祭のダンジリ行事」として国指定重要無形民俗文化財に指定され、平成28年(2006)に名称「山・鉾・屋台行事」としてユネスコ無形文化遺産に登録されています。

三重県の神社山門
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