茅葺屋根: 寺院建築(観音堂・北陸・甲信越地方)

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義光山矢の堂
・場 所山梨県北杜市小淵沢町
・建築年・江戸時代後期:安永10年(1781)
・形 体・木造平屋建、入母屋、茅葺、妻入、桁行4間、梁間4間、正面1間向拝付。
・文化財・北社市指定有形文化財
・指定日・昭和43年(1968)6月10日
・概 要・義光山矢の堂は平安時代後期に新羅三郎義光より創建された御堂で、戦国時代には武田信玄も戦勝祈願を行っています。
若一王子神社(観音堂)
若一王子神社(観音堂)
・場 所・長野県大町市大町俵町
・建築年・江戸時代中期:宝永3年(1706)
・形 体・木造平屋建、寄棟、茅葺、妻入、桁行3間、梁間3間、正面1間向拝付。
・文化財・長野県・県宝
・指定日・平成23年(2011)9月29日
・概 要・若一王子神社は垂仁天皇の時代に創建された古社で、長く当地を支配した仁科家が氏神として庇護しました。古くから神仏習合し随所にその名残を見る事が出来ます。
永福寺(観音堂)
永福寺(観音堂)
・場 所・長野県塩尻市塩尻町
・建築年・江戸時代後期:安政2年(1855)
・形 体・木造平屋建、入母屋、茅葺、平入、間口3間、奥行4間、正面1間向拝付。
・文化財・塩尻市指定有形文化財
・指定日・昭和45年(1970)1月13日
・概 要・永福寺は江戸時代中期に木曽義仲が篤く信仰した馬頭観世音を本尊として勧請し一宇を設けたのが創建とされます。信州筑摩三十三カ所観音霊場第17番札所。
護徳寺(観音堂)
護徳寺(観音堂)
・場 所新潟県東蒲原郡阿賀町日出谷甲
・建築年・室町時代後期:弘治3年(1557)
・形 体・木造平屋建、寄棟、茅葺、平入、桁行3間、梁間3間。
・文化財・国指定重要文化財
・指定日・昭和38年(1963)7月1日
・概 要・護徳寺は室町時代に当時の領主芦名氏によって創建された寺院で、観音堂の内部には当地まで逃れた芦名氏の家臣による落書きが残されています。
大清水観音堂
・場 所・新潟県柏崎市大清水
・建築年・安土桃山時代:天正7年(1579)
・形 体・木造平屋建、寄棟、茅葺、平入、桁行き3間、梁間4間、正面1間向拝付。
・文化財・国指定重要文化財
・指定日・明治39年(1906)4月14日
・概 要・別当である大泉寺は飛鳥時代に持統天皇の勅願で泰澄禅師により創建された古寺で、中世は越後守護職である上杉家から庇護されています。
椎谷観音堂
・場 所・新潟県柏崎市椎谷
・建築年・江戸時代中期:明和7年(1770)
・形 体・木造平屋建、入母屋、茅葺、平入、桁行4間、梁間4間、正面1間向拝付。
・文化財・柏崎市指定史跡
・指定日・昭和48年(1973)8月1日
・概 要・椎谷観音堂は平安時代に創建したもので、古くから海上交通の守護神として関係者から信仰の対象となりました。江戸時代には椎名藩の藩主から庇護を受けています。
神宮寺
・場 所・新潟県十日町市四日町
・建築年・江戸時代後期:天明2年(1782)
・形 体・平屋建、入母屋、茅葺、平入、千鳥破風、桁行8.7m、梁間10.66m、唐破風向拝付。
・文化財・新潟県指定文化財
・指定日・平成3年(1991)3月29日
・概 要神宮寺は平安初期に坂上田村麻呂によって創建されたと伝わる古寺で、妻宥地域の総鎮守として古くから信仰されてきました。江戸時代に入り朴巌道淳和尚が中興しています。

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