横蔵寺: 楼門

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横蔵寺(岐阜県・揖斐川町)

横蔵寺(岐阜県・揖斐川町)概要: 横蔵寺は平安時代初期の延暦20年(801)に桓武天皇(第50代天皇・在位:天応元年〜延暦25年)の勅願で伝教大師最澄により開かれた寺院です。本尊は比叡山延暦寺(滋賀県大津市坂本)の本尊と同木から最澄が彫刻した薬師如来像(国指定重要文化財)で、伝承によると最澄が笈に本尊を納め霊地を求めて巡錫し当地を訪れると、笈が横倒しとなり動かなくなった事から仏意と悟り一宇を設け、この由来に因み「横蔵寺」と呼ばれるようになったと伝えられています。最盛期に数多くの坊、末寺を擁する大寺院として発展しましたが、織田信長安土城の城主)の焼き討ちなど戦国時代の度重なる兵火で境内が荒廃しました。江戸時代に入り再興を果たし徳川家康の庇護となり現在地に境内を移し、随時堂宇が造営されています。現在でも本堂、三重塔、山門と古建築が存在し何れも岐阜県指定文化財に指定され、数多くの古仏像を所有している事から「美濃の正倉院」の異名があります。山門(仁王門)は江戸時代初期の寛文年間(1661〜1673年)に造営された建物で、三間一戸、入母屋、檜皮葺、八脚楼門、外壁は真壁造り素木板張、上層部は鐘撞堂、高欄付、下層部内部には仁王像安置、「両界山」の山号額、西美濃三十三霊場第1番札所。名刹巡礼 古寺100選

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