茅葺屋根: 兜造り(多層民家)

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旧斉藤家住宅
・場 所・岩手県盛岡市渋民字渋民
・建築年・−
・形 体・木造2階建、寄棟、茅葺、妻入、兜造。
・文化財・盛岡市指定文化財
・指定日・平成7年(1995)3月30日
・概 要・石川啄木が故郷である渋民にある旧渋民尋常高等小学校の代用教員を務めた時代に間借りしていた古民家で、現在は石川啄木記念館の敷地内に移築保存され、一般公開されています。
渋谷家住宅
・場 所山形県鶴岡市(致道博物館)
・建築年・江戸時代後期:文政5年(1822)
・形 体・木造3階建、寄棟、茅葺、兜造、妻入、桁行15.4m、梁間10.9m。
・文化財・国指定重要文化財
・指定日・昭和44年(1969)12月18日
・概 要・出羽三山の登拝道沿いにある田麦俣集落に位置した建物で、多層民家と呼ばれています。現在は田麦俣集落から致道博物館へ移築され一般公開されています。
旧遠藤家住宅
・場 所・江戸後期:文政年間(1804〜1830)
・建築年・山形県鶴岡市田麦俣
・形 体・木造3階建、寄棟、茅葺、兜造、平入。
・文化財・山形県指定有形文化財
・指定日・昭和49年(1974)4月
・概 要出羽三山の登拝道沿いにある田麦俣集落に位置した建物で、多層民家と呼ばれています。屋根を兜状にする事で上層階で養蚕が出来るように採光、通風が出来るようにした。
旧富沢家住宅
・場 所群馬県吾妻郡中之条町大道
・建築年・江戸時代後期:寛政2年(1790)
・形 体・木造3階建、寄棟、茅葺、兜造、平入、桁行23.97m、梁間12.95m。
・文化財・国指定重要文化財
・指定日・昭和45年(1970)6月17日
・概 要・一般的な兜造りとは異なる、平面正面の屋根を兜状にする前兜造の建物です。富沢家は当地域を代表する豪農だった為、上段の間(書院風)があるなど格式が感じられます。
雲越家住宅
・場 所・群馬県利根郡みなかみ町藤原
・建築年・江戸時代末期
・形 体・木造2階建、寄棟、茅葺、兜造、平入、芝棟。
・文化財・国指定有形民俗文化財
・指定日・平成9年(1997)12月15日
・概 要・明治時代から昭和55年(1980)まで当地で自給自足を行っていた雲越仙太郎翁の屋敷で、その生活用具約4千点も同時に残されています。雲越家住宅資料館。
旧稲垣家住宅
・場 所静岡県富士市(富士市立博物館)
・建築年・江戸時代後期:文化元年(1804)
・形 体・木造2階建、片側切妻、片側入母屋、茅葺、兜造、平入。
・文化財・静岡県指定有形文化財
・指定日・平成21年(2009)3月23日
・概 要・当初は大渕集落に位置していましたが現在は「広見公園ふるさと村」に移築され一般公開されています。
旧増尾家住宅(板取宿)
・場 所福井県南条郡南越前町板取宿
・建築年・江戸時代後期:文政6年(1823)
・形 体・木造2階建、背面妻、正面入母屋、茅葺、兜造、妻入
・文化財・国登録有形文化財
・指定日・平成28年(2016)
・概 要・北国街道の板取宿に位置する古民家です。板取宿には4棟の茅葺屋根の建物が街道沿いに軒を連ねています。

※ このサイトの、写真や文章のコピーは遠慮してください。又、茅葺屋根は維持管理が難しく多額な費用がかかる為、現在は他の屋根材に葺き替えらている可能性があります。最終確認は自己責任で行ってください。御理解の程よろしくお願いします。