浅間神社: 楼門

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浅間神社(静岡県・静岡市)

浅間神社(静岡県・静岡市)概要: 静岡浅間神社は崇神天皇(第10代天皇・在位:紀元前97年〜紀元前29年)の時代に創建され延喜式神名帳に記載された神部神社、平安時代の延喜元年(901)に富士山本宮浅間大社の祭神を祭った浅間神社、応神天皇4年(273)に創建され延喜式神名帳に記載された大歳御祖神社の3社の総称です。長く当地を支配し駿府城(今川館)の城主だった今川氏から篤い庇護を受け多大な社領や社殿の造営が行われました。戦国時代の兵乱の兵火により境内が荒廃し衰微しましたが、今川家が没落した後は武田家、織田家、豊臣家の庇護により再興を果たし、特に江戸時代に入り徳川家康が駿府城を隠居城に定め入城すると特別視されるようになります(家康が幼少期に今川家の人質だった時代に当社で元服式を行ったとされます)。3代将軍徳川家光も家康の思いを継承し、浅間神社の多くの社殿を再建して境内を一新し最終的に社領2313石を領する大社となりました。静岡浅間神社神門は江戸時代後期の文化13年(1816)の建築で三間一戸、入母屋、本瓦形銅板葺、八脚楼門、外壁は真壁造り板張り、木部朱塗り、彫刻部極彩色、上層部高欄付、下層部随神安置、国指定重要文化財に指定されています。

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