静岡県の楼門建築3

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名 称
内   容
場  所
・大石寺○大石寺は鎌倉時代後期に日興上人により創建された日蓮正宗の寺院(大本山)です。往時は富士五山、興門八本山に数えられ、日蓮宗の大寺院として発展しました。山門は五間三戸、入母屋、銅瓦棒葺、12脚2重楼門、静岡県指定文化財に指定されています。

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・静岡県
・富士宮市
・本成寺○本成寺は真言宗の寺院として創建された古寺で、鎌倉時代に日蓮上人の影響を受け日蓮宗の寺院に改めました。山門は三間一戸、入母屋、桟瓦葺、竜宮門。願満祖師像は富士宮市指定文化財に指定されています。

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・静岡県
・富士宮市
・窓泉寺○窓泉寺は戦国時代には横須賀城の城主、大須賀康高が茂嶽洞繁和尚を招き創建された寺院です。江戸時代には歴代横須賀藩の藩主が庇護し、徳川将軍家からは寺領が安堵されていました。山門は江戸時代中期の建築で一間一戸、入母屋、桟瓦葺、四脚楼門、静岡県指定文化財に指定されています。

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・静岡県
・掛川市
・大須賀町
・尊永寺○尊永寺は奈良時代に天台宗の高僧として知られた行基が創建した寺院です。行基は聖武天皇の勅願により、全国に仏教を広める為に旅をしていた際。当地が観音菩薩を祭るに相応しい霊地と悟り一宇を設けたと伝えられています。その後は白河天皇の後白河天皇の勅願寺になるなど繁栄し、多く支院を擁する大寺院として発展しました。歴代領主となる今川家、豊臣家、徳川家から庇護を受け、江戸時代には徳川将軍家から寺領205石が安堵され、5万石の格式を得ました。山門は江戸時代初期に建てられたもので、三間一戸、入母屋、こけら葺き、八脚楼門、国指定重要文化財に指定されています。

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・静岡県
・袋井市
・油山寺○油山寺は奈良時代に天台宗の高僧として知られた行基が創建した寺院です。孝謙天皇が重い眼の病に冒されると、油山寺でも完治の祈願が行われ、境内に流れ落ちる「るりの滝」の清水を献上し、その清水で眼の洗浄を行うと不思議と眼の病が治ったそうです。孝謙天皇は篤く感謝し油山寺を庇護した事で益々寺運が隆盛しました。その後は源頼朝や今川家、徳川家、横須賀藩主、掛川藩主などが庇護し、寺領の寄進や堂宇の造営が行われました。山門は江戸時代初期に掛川城の城門として建てられたもので、明治時代に入り掛川城から油川寺の山門として移築されました。油川寺山門は入母屋、本瓦葺、楼門(櫓門)、国指定重要文化財に指定されています。

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・静岡県
・袋井市
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