久能山東照宮: 楼門

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久能山東照宮(静岡県・静岡市)

久能山東照宮(静岡県・静岡市)概要: 久能山東照宮は初代将軍徳川家康が元和2年(1616)4月17日(6月1)、駿府城で死去した際、菩提は久能山に葬るようにとの遺言に従い、境内最奥地に家康の霊廟を設け創建された神社です。その為、家康の菩提が日光東照宮(栃木県日光市)、久能山東照宮のどちらにあるのか諸説あるそうです。何れにしても徳川将軍家の中で日光東照宮に次ぐ聖地として認識され、歴代徳川家が篤く庇護しています。現在の社殿の多くが2代将軍徳川秀忠が初代京都大工頭中井正清を招き、家康死去から僅か1月後の5月(6月)から着工し、翌年の元和2年(1617)12月(1618年1月)に竣工した建物で、当初は本殿、石の間、拝殿などが桧皮葺きの屋根でしたが、寛永年間(1624〜1645年)に3代将軍徳川家光により銅瓦葺きに葺き替えられ、さらに境内に五重塔を造営しています。その後、久能山東照宮を管理したのは交代寄合の榊原家宗家で、一ノ門を潜ると門衛所が設けられ出入りは厳重に管理されました。久能山東照宮随神門は元和3年(1617)の建築で、三間一戸、入母屋、銅瓦葺、八脚楼門、外壁は木部朱塗り、彫刻部極彩色、高欄付、国指定重要文化財に指定されています。

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