願楽寺: 楼門

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願楽寺(富山県・黒部市)

願楽寺(富山県・黒部市)概要: 願楽寺が何時頃に開かれたのが判りませんが、江戸時代初期に黒部川の大洪水で境内が大破した為、万治3年(1660)に現在地に境内を移し堂宇が再建されています。17世宗誓は浄土真宗の宗祖である親鸞聖人に傾倒し、親鸞の旧跡を何度も巡錫で訪れ多くの寺宝を持ち帰っています。特に阿弥陀仏絵像は如来寺(常陸国河内郡久米村)から、十字名号(帰命尽十方無碍光如来)は光明寺(常陸国)から賜ったものとされ黒部市指定文化財に指定されています。その他にも、天竺・震旦高僧連坐像、和朝太子先徳連坐像が黒部市指定文化財に指定されています。願楽寺山門は一間一戸、入母屋、桟瓦葺き、四脚鐘楼門、外壁は真壁造り板張り、上層部は鐘撞堂、柱のみの吹き放し、高欄付、門扉付。

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