武家屋敷: 竹添邸

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竹添邸:略データ
・場 所・鹿児島県出水市麓町
・建築年・明治時代初頭前後(幕末の大火で消失後再建)
・構 造・主屋:木造平屋建て、切妻、桟瓦葺き、平入、内部は座敷・次の間・玄関の間が鍵型に折れる間取りとなっています。
・文化財・出水市指定有形文化財
・指定日・−
・概 要・竹添家は肥後国人吉藩主相良家の一族で、戦国時代は主家と共に島津家とは対立関係にありましたが、和睦した際に島津家の家臣となり大口に所領が安堵されています。その後、米ノ津に、寛永14年に出水麓に遷され郷士年寄等の出水郷の要職を歴任しています。

屋敷も当地の中心施設である御仮屋(現在の出水小学校)に隣接している事から、当家が重要視されていた事が判ります。屋敷内には主屋の他、表門、倉、馬小屋、風呂、便所、祠、井戸、庭園等が残されており、当時の地方武士の生活の一端を窺えます。

出水麓が国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されると、その構成物件である伝統的建造物に選定され、日本遺産「薩摩の武士が生きた町 〜武家屋敷群「麓」を歩く」の構成文化財に指定されています。

竹添邸:付近地図
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森家住宅・庭園西郷家住宅・庭園税所邸鮫島博家住宅鮫島家住宅佐多家住宅・庭園
旧高城邸竹添邸知覧型二ツ家民家
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