武家屋敷: 旧臼杵藩主稲葉家下屋敷

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旧臼杵藩主稲葉家下屋敷
旧臼杵藩主稲葉家下屋敷:略データ
・場 所・大分県臼杵市大字臼杵
・建築年・明治35年(1902)頃
・構 造旧稲葉家別邸御居間:木造平屋建て、寄棟、桟瓦葺き、外壁は真壁造り白漆喰仕上げ、三方下屋庇付、三方広縁付、建築面積112u。
旧稲葉家別邸大書院:木造平屋建て、入母屋、桟瓦葺き、妻入、桁行6間半、梁間4間、外壁は真壁造り白漆喰仕上げ、南面に畳廊下、三方縁、建築面積190u。
旧稲葉家別邸台所:木造2階建て、入母屋、桟瓦葺き、桁行8.0m、梁間8.0m、外壁は真壁造り白漆喰仕上げ、三方下屋庇付、建築面積122u。
旧稲葉家別邸土蔵:土蔵造2階建て、切妻、桟瓦葺き、平入、桁行6.9m、梁間4.1m、外壁は白漆喰仕上げ、建築面積28u。
旧稲葉家別邸御門:切妻、桟瓦葺き、一間一戸、腕木門、間口2.7m、左右潜戸付。
・文化財・国登録有形文化財
・指定日・平成20年(2008)7月8日
・概 要・旧臼杵藩主稲葉家下屋敷は、明治4年に施行された廃藩置県により臼井藩が廃藩となり、それに伴い藩主だった稲葉家が東京に移り住んだ為、その帰郷した際の滞在所として明治35年(1902)に建てられた建物です。

規模の大きい腕木門形式の表門(御門)や式台付の玄関、書院造の奥座敷等、大名屋敷を継承する大規模な数寄屋風の近代和風建築の遺構です。

特に大書院では上ノ間と二の間の続き間で、上ノ間には床の間と違い棚、地袋付の脇床、回遊式の庭園に面した格式の高い造りになっています。

その後、料亭等に利用されていましたが、現在は観光施設として保存、一般公開されています。

旧臼杵藩主稲葉家下屋敷:付近地図
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