武家屋敷: 中根邸

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中根邸:略データ
・場 所・大分県杵築市南杵築
・建築年・主屋:文久2年(1862)
・長屋門:慶応3年(1867)
・構 造・主屋:木造平屋建て、寄棟、茅葺、平入、外壁は真壁造り白漆喰仕上げ
・長屋門:切妻、桟瓦葺き、外壁は真壁造り白漆喰仕上げ、腰壁は縦板張り。
・文化財・−
・指定日・−
・概 要・中根家は三河国碧海郡中根村(現在の愛知県豊田市中根町)を本貫とした氏族で、戦国時代に当時の当主だった中根長兵衛末治が能見松平家4代当主松平重勝に仕えました。正保2年に能見松平家7代当主松平英親が豊後高田藩から杵築藩に移封になると、それに随行し当地に屋敷を与えられています。

杵築藩では概ね350石から500石の知行を得て筆頭家老等の要職を歴任しています。

現在の主屋は文久2年に当時の杵築藩家老で中根家9代当主である中根源右衛門が隠居所として建てた建物で、家老等の重臣が配された南台武家屋敷エリア「家老丁」に残る唯一の家老屋敷として貴重な存在です。

当地が杵築市北台南台伝統的建造物群保存地区に選定されると、中根邸は伝統的建造物に指定されています。

中根邸:付近地図
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