名 称 | 内 容 | 場 所 |
・安穏寺 | ○安穏寺は奈良時代の天平年間に祚蓮律師によって創建された古寺す。中世は長く当地を支配した結城氏に庇護され、室町時代初期には結城直光が名僧として知られた源翁禅師を招いて曹洞宗の寺院として中興しています。16代当主結城政勝は自らの菩提寺とし戒名は寺号に因み「安穏寺殿大雲藤長居士」としています。山門は江戸時代中期に建てられたもので三間一戸、入母屋、銅板葺、八脚楼門、木部は朱塗り。
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安穏寺:動画
| ・茨城県 ・結城市 |
・弘経寺 | ○弘経寺は結城家縁の寺院で檀誉存把が開山しました。戦国時代の兵火で堂宇が焼失しましたが、結城秀康により再興されています。徳川家との繋がりが深く寺領が安堵され浄土宗関東十八檀林にも選定されています。山門は三間一戸、八脚楼門。
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| ・茨城県 ・結城市 |
・乗国寺 | ○乗国寺は結城家の菩提寺の1つで前身である福厳寺は平安時代末期に開かれたそうです。室町時代に結城成朝が乗国寺を改めて創建し、後に菩提寺となる慈眼院が開かれるまで、当寺で歴代当主の葬儀が行われ、領内の中心的な寺院となりました。結城家(松平家)が当地を離れた後は幕府の庇護となり寺領を安堵されています。山門は入母屋、銅板葺、三間一戸、竜宮門。
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| ・茨城県 ・結城市 |
・雨引観音 | ○雨引観音は古墳時代に法輪独守居士が創建した古刹で、平安時代には嵯峨天皇の命を受け雨乞いの祈祷が行われ見事雨の恵みを得た為、雨乞いに御利益があるとして信仰の対象となりました。山門は江戸時代中期の建物で入母屋、桟瓦葺、三間一戸、八脚楼門。
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・富谷観音 | ○富谷観音は奈良時代に行基菩薩により創建された古刹です。結城氏や多賀谷氏、大野氏などの歴代領主の庇護を受け寺運が隆盛しています。山門は江戸時代中期の建築で、入母屋、銅板葺、三間一戸、八脚楼門、下層部には仁王像が安置されています。
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