石川県の楼門建築

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名 称
内   容
場  所
・大乗寺大乗寺は弘長元年(1261)、富樫家尚が真言宗の僧侶である澄海を招いて創建された寺院です。正応2年(1289)、曹洞宗の大本山である永平寺の住職徹通義介禅師により曹洞宗に改宗開山が行われ、以来、加賀国(石川県南部)での曹洞宗の中心的な存在として発展しました。戦国時代の兵火により焼失し衰微しましたが、その後領主となった前田家の家臣加藤重廉が曹洞宗を篤く帰依し再興しています。江戸時代に入ると加賀藩(石川県金沢市:本城−金沢城)の家老を歴任した本多家の菩提寺となり代々庇護されました。山門は江戸時代初期に造営されたもので、三間一戸、入母屋、銅板葺、八脚楼門、石川県指定文化財に指定されています。

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石川県
金沢市
・天徳院○天徳院は元和9年(1623)に加賀藩(石川県金沢市:本城−金沢城)の2代藩主前田利常が正室である珠姫(2代将軍徳川秀忠の次女)の菩提を弔う為に創建された寺院です。寺号は珠姫の戒名「天徳院殿乾運淳貞大禅定尼」に因むもので、以来、前田家の菩提寺の1つとして篤く庇護を受けました。4代藩主前田綱紀や9代藩主前田重教が堂宇を造営し、3代藩主前田光高と8代藩主前田重靖が天徳院の境内に葬られています。山門は元禄7年(1694)に造営されたもので、三間一戸、入母屋、本瓦葺、2重楼門、石川県指定文化財に指定されています。

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・石川県
・金沢市
・全性寺○全性寺は大永2年(1522)に日仁上人によって創建された寺院です。加賀藩(石川県金沢市:本城−金沢城)初代藩主前田利長から庇護され、越中放生津(富山県射水市)から富山城(富山県富山市)の城下、越中守山城(富山県高岡市)の城下、江戸時代中期になり現在地である金沢城の卯辰山麓に境内を移しました。特に9代藩主前田重教の生母である実成院から篤く帰依されています。山門は江戸時代後期に造営されたもので、三間一戸、入母屋、桟瓦葺、八脚楼門、金沢市指定文化財に指定されています。

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・石川県
・金沢市
・円光寺○円光寺は大永元年(1521)に日存上人(妙成寺住職)により創建された寺院です。当初は守山城(富山県高岡市)の近くにあったと思われますが、守山城の城主だった前田利長と共に境内を移し、寛永13年(1636)に金沢城の卯辰山麓に境内を移しました。楼門は一間一戸、切妻、桟瓦葺。卯辰山麓は数多くの寺院が集められた寺町で、現在でも歴史ある景観が残されている事から国重要建造物群保存地区に選定され、円光寺の楼門も景観に大きく寄与しています。

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・石川県
・金沢市
・本念寺○本念寺は当地の鎮守である羽咋神社の別当だった寺院で、明治時代の神仏分離令後も、羽咋神社で祭られている磐衝別命の命日には本念寺でも大法要が行われ往時の名残が見られます。山門は入母屋、桟瓦葺、三間三戸、八脚2重楼門。

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・石川県
羽咋市

石川県1大乗寺天徳院全性寺円光寺本念寺
石川県2那谷寺妙観院東嶺寺金蔵寺永光寺
石川県3妙成寺尾山神社総持寺祖院菅生石部神社

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