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 神社山門: 篠津神社

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篠津神社

篠津神社(滋賀県大津市中庄)
【 概 要 】−篠津神社が何時頃から祀られてきたのかは判りませんが、当地の鎮守として篤く守られてきました。貴族や皇族などから崇敬され、江戸時代に入ると歴代膳所藩主が庇護し社領の安堵や社殿の造営が行われています。表門(神社山門)は江戸時代初期の建物で、当初は膳所城の北大手門でしたが、明治時代に入り膳所城が廃城になると篠津神社の神門として移築され、現在は国指定重要文化財に指定されています。

【 場 所 】−滋賀県大津市中庄1丁目

【 構 造 】−切妻、桟瓦葺、一間一戸、高麗門

【 備 考 】−篠津神社は岩坐神社、膳所神社和田神社、若宮八幡神社と共に膳所五社に数えられ、毎年順番に粟津御供を担います。粟津御供は山王祭の神事の1つで、天智天皇白鳳2年(663)に日吉大社に神供し、天智天皇白鳳6年(667)に大津の宮の大膳に進ぜられた事が始まりと伝えられています。神事の際には琵琶湖に浮かばせた神舟に乗せた7基の神輿に、粟の御供奉献が行われます。

滋賀県の神社山門
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