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 神社山門: 須佐神社

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須佐神社

須佐神社(島根県出雲市佐田町)
【 概 要 】−須佐神社は何時頃から祀られているのかは不詳ですが奈良時代に成立した「出雲国風土記」や平安時代に成立した延喜式神名帳に記載されていた古社です。境内は須佐之男命の終焉地とも云われ、古くから聖地として神聖視され、歴代領主からも崇敬庇護されました。社宝である兵庫鎖太刀は国指定重要文化財に指定されています。本殿は室町時代後期に建てられたもので島根県指定文化財に指定されています。

【 場 所 】−島根県出雲市佐田町須佐

【 構 造 】−切妻、鉄板葺、三間一戸、八脚単層門

【 備 考 】−奈良時代に成立した「出雲国風土記」の飯石郡須佐郷の条に「郡家正西一十九里。神須佐能袁命詔、此國者雖小國、國處在。故我御名者、非着木石。詔而、即己命之御魂、鎮置給之。然即、大須佐田・小須佐田定給。故云須佐。即有正倉。」とあります。訳は、『須佐郷は郡家から見ると正西119里離れた所に位置しています。神須佐能袁命は「此の国は小さいけれど良い所もあります。だから私の名前は木や石にはつけません。」とおっしゃり、この地に自分の御霊を鎮めました。そして大須佐田、小須佐田を定めました。即ち、須佐という。この郷には正倉があります。』となります。出雲国風土記のこの一文から当社が須佐之男命の終焉地とされ広く信仰の対象となりました。

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