福光園寺: 楼門

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福光園寺(山梨県・笛吹市)

福光園寺(山梨県・笛吹市)概要: 福光園寺は飛鳥時代に聖徳太子により創建されたと伝わる古寺で、奈良時代には行基菩薩、平安時代には弘法大師空海が訪れたとされます。平安時代後期には衰微しましたが、大野重包(対馬守)が賢安上人を招き再興を果たし境内の整備と堂宇の造営が行われ、中興開基の姓に因み大野寺に寺号を改めています。鎌倉時代には甲斐国の実力者である三枝氏が庇護し「木造吉祥天及び二天像(寛喜3年奉納・檜材、寄木造、彩色、玉眼嵌入・蓮慶作・国指定重要文化財)」が寄進され、室町時代に入ると甲斐国守護職である武田家が庇護、寺領の寄進や仏具、仏像の寄進が繰り返されました。戦国時代に武田家が滅ぶと徳川家が庇護し、宝永年間(1704〜1710年)には松平甲斐守の祈願所に定められています。寺運も隆盛し寺領26石、塔頭16院を擁する大寺院として発展しました。福光園寺楼門は江戸時代初期の寛文12年(1672)の建築、入母屋、銅板葺き、一間一戸、四脚鐘楼門、外壁は上層、下層共に柱のみの吹き放し、高欄付、「三密門」の扁額、案内板によると「・・・三密門は意密・口密・身密の教えを表わしたもので、大日如来の教えを感想し、合掌して経文をとなえれば一切の最悪や災難から除かれ浄土への往生が得られるという大変尊い門である。・・・」とあります。楼門に釣り下げられている梵鐘は寛文12年(1672)に36世恵秀上人によって鋳造され、上人が書した70行余の銘文が刻まれているもので笛吹市指定文化財に指定されています。福光園寺楼門(三密門)は笛吹市指定文化財に指定されています。

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