那賀都神社: 楼門

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那賀都神社(山梨県・甲斐市)

那賀都神社(山梨県・甲斐市)概要: 那賀都神社は景行天皇の時代に日本武尊(第12代景行天皇皇子、第14代仲哀天皇の父、日本書紀や古事記で英雄として記載されています。)により大山祇神、大雷神、高オカ神の3神の分霊を勧請し創建された古社です。当社に伝わる社伝では日本武尊が東国平定で当地まで進軍した際、濃い霧で道に迷い窮地に追い込まれました。そこで大山祇神、大雷神、高オカ神に祈念すると、神からの御告げがあり、ようやく危機から脱出する事が出来た事から神々に感謝して祭るようになったと伝えられています。その後、役行者小角が修行場となり、奈良時代に現在地に境内を移し、泰澄大師や行基菩薩、平安時代には弘法大師空海などの名僧が修行に訪れています。その後、衰微しましたが江戸時代中期に羽黒派修験東叡山により再興されています。古くから神仏習合していましたが、明治時代の神仏分離令により那賀都神社となっています。那賀都神社随神門は明治37年(1904)に甲府三日町出身の医師である喜多島宗甫氏の寄進により造営されたもので、三間一戸、八脚楼門、入母屋、正面軒唐破風、銅板葺、外壁は真壁造り板張り、上層部高欄付、下層部に随神(天狗)安置、欄間や木鼻など随所に精緻な彫刻が施されています。

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