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 神社山門: 大鏑矢神社

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大鏑矢神社

大鏑矢神社(福島県田村市船引町)
【 概 要 】−大鏑矢神社は延暦20年に坂上田村麻呂が戦勝祈願した神社として知られています。社号も坂上田村麻呂が鞍掛山から鏑矢を放った故事に由来しています。その後は歴代領主である北畠氏や結城氏、田村氏などが崇敬庇護しました。江戸時代に入ると三春藩主だった秋田氏から庇護され社領の安堵や社殿の造営などが行われています。

【 場 所 】−福島県田村市船引町東部台6丁目

【 構 造 】−切妻、銅板葺、一間一戸、四脚門

【 備 考 】−大鏑矢神社は福島県内で語り継がれている坂上田村麻呂と大多鬼丸の伝説の舞台の一つとして知られています。同一人物か、異なる族長かは判りませんが、当時の東北地方には蝦夷と呼ばれる人々が生活を営んでいて、その中心人物として上記の大多鬼丸をはじめ、阿弖利爲、悪路王、赤頭、高丸などが大和朝廷から派遣された日本武尊や坂上田村麻呂などに討ち滅ばされた伝説が残されています。そして決まって、本来侵略者だったはずの日本武尊や坂上田村麻呂は英雄として神として崇め祭られ、蝦夷の棟梁達は賊徒として成敗され忌み嫌われました。当時の蝦夷達は日本武尊や坂上田村麻呂に対してどの様な感情を持ったのかは判りませんが、自分達の棟梁だった大多鬼丸が滅ぼされたその年に相手方が神社を創建したとは幾らなんでも考えにくいところです。実際、延長5年(927)に編纂された延喜式神名帳にも記載されていない事から平安時代後期以降に創建されたような印象を受けます。

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