伊賀八幡宮: 楼門

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伊賀八幡宮(愛知県・岡崎市)

伊賀八幡宮(愛知県・岡崎市)概要: 伊賀八幡宮は平安時代後期の康平年間(1058〜1065年)に伊賀国に石清水八幡宮の分霊を祭ったのが前身と伝えられています。室町時代の文明2年(1470)に松平親忠によって井賀(伊賀)から現在地に八幡神を移し改めて当社が創建、以来、松平家の氏神として崇敬庇護されました。松平家が危機に陥った際、戦勝祈願を行うと、神徳により神にの技と思えない奇跡が度々窮地を脱出する事が出来た事から益々篤く信仰されました。徳川家康が当主時代には2度にわたり社殿が造営され社領の寄進も行われました。江戸時代にも徳川将軍家や、歴代岡崎藩主が社領の安堵や営繕工事が行われ、特に3代将軍徳川家光は日光東照宮(栃木県日光市)から徳川家康の御霊を勧請し、松平信綱に命じて社殿を造営させています。将軍自ら東照大権現(徳川家康)を祭るのは日光東照宮や久能山東照宮など限られている事から、徳川将軍家から特別視され、社殿も幕府作事方御大工鈴木長次が手掛けるなど日光東照宮を思わせる壮麗な境内が構成されています。伊賀八幡宮随神門は、入母屋、桧皮葺、軒唐破風向拝、三間一戸、八脚楼門、外壁は真壁造り、上層部白漆喰仕上げ、木部朱塗り、高欄付、下層部随神像安置、「八幡宮」の扁額、国指定重要文化財に指定されています。

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