願成寺: 楼門

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願成寺(岩手県・一関市)

願成寺(岩手県・一関市)概要: 願成寺は室町時代の至徳二年(1385)に領主で新山城の城主竹内興田盛輔卿が開基となり正法寺の梅栄元香大和尚が開山したのが始まりとされる寺院です。江戸時代に入ると仙台藩主伊達家からも帰依され、往時は正法寺表五ヶ院筆頭職、曹洞宗大本山総持寺輪番地など格式が高く寺運も隆盛しています。特に18世大訥良弁大和尚は名僧として知られ、仙台藩4代藩主代伊達綱村の庇護を受け正法寺の諸堂の整備を行っています。山門は平成10年(1998)に造営されたもので、三間一戸、入母屋、本瓦葺、八脚楼門、外壁は真壁造り、素木板張、上層部には高欄が廻り、内部には十六羅漢像、下層部両側には仁王像が安置されています。江戸時代初期に一関藩主伊達家の菩提寺だった豊谷寺が併合された事から、境内には伊達宗勝と一族の墓碑があり、豊谷寺の本尊で宗勝の持仏だった薬師如来像(岩手県指定文化財)も願成寺に遷されています(伊達宗勝は御家騒動である「伊達騒動」の首謀者として断罪され、一関藩は廃藩、宗勝は土佐藩主山内豊昌預かりとなり、豊谷寺は廃寺になったと思われます)。

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